【感想】魔法使いの娘ニ非ズ

前回感想を書いた「魔法使いの娘」の続編です。前作が、初音の実の両親の死にまつわる秘密を紐解きながら、無山の思考に少しずつ踏み込んでいく……という大筋があったことと比較すると、本作はそういう「大きな伏線を解き明かす」的な要素は少なめです。 前作…

【感想】魔法使いの娘

小さい頃からずっと好きだった作品なのですが、夏休みということで改めて読み返してみました。那州雪絵先生といえば代表作は「ここはグリーンウッド」でしょうか。物語は、生活能力は絶無だが陰陽師としての実力は最上級、という義理の父と暮らしながら、そ…

【感想】女の園の星 1巻

満足度:★★★★★ 以前「夢中さ、きみに。」という短編集がTwitterでバズった際、和山やま先生の存在を知りました。同作が非常にゆるいテンポで、キャラクターを無理なく等身大に描いている点がとても魅力的だったので、初連載という「女の園の星」を買ってみま…

【感想】異国館ダンディ

満足度:★★★☆☆花とゆめで1990年代に連載されていた作品ぽいです。電子書籍化はされていませんが中古で安価に手に入ります。全8巻で、ほぼ全ての巻にそこそこのボリュームの読み切り作品あり。ざっくりとしたあらすじは、女子高生が親の仇を取るために、大財…